Gemini Notebook(旧NotebookLM)で調べものを進める5つの手順
NotebookLM は現在「Gemini Notebook」という名称です。操作の考え方は同じなので、以下は新しい名称で書いています(改名で変わった点)。
Gemini Notebook で調べものをするときは、ソースを集める・全体像をつかむ・構造を見る・まとめる・引用で確かめる、の5つの手順で進めると迷いにくくなります。それぞれの手順で使う機能はすべて公式ヘルプに載っているもので、この記事では機能の名前と公式の説明を添えて順に紹介します。
なお、手順の組み立て方と指示の文例は筆者の例です。公式ヘルプが定めた「正しい手順」があるわけではありません。
手順1:ソースを集める
回答の質は、入れたソースの質で決まります。Gemini Notebook のチャットは、原則として追加したソースをもとに答えるからです(公式ヘルプ:Chat responses in Gemini Notebook only use data from your sources.
)。
集め方は3つあります。
- 手元の資料を追加する:PDF・Google ドキュメント・スライド・ウェブページの URL・字幕のある公開 YouTube 動画・音声ファイルなど。
- Fast Research:ソースの検索欄にテーマを入れ、ウェブか Google ドライブから候補を探して、選んだものを取り込みます。結果にはタイトル、テーマとの関係の短い説明、元のページへのリンクが並びます。
- Deep Research:
Deep Research is an agentic feature that can automatically browse up to hundreds of websites on your behalf
(数百のウェブサイトを自動で見て回り、数ページのレポートにまとめる)。レポートと関連するソースの一覧が出るので、取り込むものを選びます。18歳以上が対象です。
1つのノートブックに入るソースの数は、Standard(無料)50・Plus 100・Pro 300・Ultra 500 または 600 です。ソースが5つ以上になると、話題ごとのラベルで自動的に分類されます。
手順2:全体像をつかむ
ソースを入れたら、チャット欄に表示されるソース全体の要約を読み、次に全体を見渡す質問をします。指示の例です。
追加したソース全体から主な論点を5つ挙げ、それぞれどのソースで扱われているかを示してください。ソースによって意見が分かれている点を挙げてください。
Studio パネルの「Reports」で「briefing document」(概要をまとめた文書)を作る方法もあります。
手順3:マインドマップで構造を見る
公式ヘルプは、マインドマップを Mind Maps in Gemini Notebook visually summarize your uploaded sources, showing main topics and related ideas as a branching diagram.
(主な話題と関連する考えを枝分かれの図で示す)と説明しています。
- チャットで「Mind Map」のチップを選びます。できたマップは Studio パネルにノートとして入ります。
- 枝を開いたり閉じたりして、細かい話題と大きな話題を行き来します。
- 気になる項目(ノード)を選ぶと、その話題についての質問がチャットに送られます。
マインドマップは現在、スマートフォンのアプリでは使えません。パソコンのブラウザで開いてください。
手順4:目的に合った形にまとめる
調べた内容は、Studio パネルでいろいろな形にできます。
| まとめたい形 | 使う機能 |
|---|---|
| 文書(FAQ・学習ガイド・概要の文書など) | Reports → Document(Google ドキュメントへ書き出せる) |
| 比較表 | Data Tables(Google スプレッドシートへ書き出せる) |
| 移動中に聞く要約 | Audio Overview(音声要約) |
| 人に見せる動画・スライド・図解 | Video Overview(動画解説)・Slide Deck・Infographic |
良かったチャットの回答は「Save to note」でノートに保存できます。表や引用も元の形のまま保存されます。
手順5:引用で確かめる
まとめを人に渡したり判断に使ったりする前に、回答に付いた引用を開いて、元のソースの記述と合っているかを確かめます。引用にカーソルを合わせると引用された文の全体が、選ぶとソースの該当箇所が表示されます。
Gemini Notebook の引用は、ノートブックに入れたソースのどこから答えたかを示すものです。レポートや論文に出典を書くときは、元の資料の著者・題名・発行日などを自分で確かめて書いてください。ソースそのものが誤っている場合、引用が付いていても内容は正しくありません。
YouTube の動画でテーマを追うとき
特定の分野を YouTube で継続的に発信しているチャンネルがあれば、その動画もソースにできます。対象は公開されていて字幕のある動画です。
- ClipNote にチャンネルの URL かハンドルを入れて、動画の一覧を取得します(新しい順に最大500本)。
- キーワード・公開日・長さ・字幕フラグで絞り込み、調べたいテーマの回を選びます。
- 選んだ URL をコピーして、Gemini Notebook のノートブックに追加します。YouTube の URL を同じ欄に複数まとめて貼れるかは公式ヘルプに記載がないため、まとめて受け付けられない場合は1本ずつ追加します。
- 指示の例:
追加した動画で繰り返し出てくる論点を挙げ、それぞれどの動画で話されているかを示してください。
手順の詳細はチャンネルの動画をソースにする方法にまとめています。
チャンネルの動画から調べたい回を選ぶ
ClipNote は YouTube チャンネルの動画 URL を新しい順に最大500本取得し、キーワード・公開日・長さ・字幕フラグで絞り込んで、選んだ URL をコピーできます。
ツールを使う →公式ソース一覧
- Add or discover new sources for your notebook - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)
- Learn about Gemini Notebook’s plans - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)
- Use chat in Gemini Notebook - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)
- Use Mind Maps in Gemini Notebook - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)
- Create a notebook in Gemini Notebook - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)
- Generate reports in Gemini Notebook - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)
📚 リサーチ・知的生産術の参考書籍(PR)
Gemini Notebook は資料を読む道具で、何をどう調べるかは自分で組み立てる部分です。調べ方を学ぶ参考に。
- 「読書術」関連書籍を Amazon で見る
- 知的生産の技術とセンス 知の巨人・梅棹忠夫に学ぶ情報活用術
- 自分を変えるノート術
- 📖 Kindle Unlimited(30日無料)でリサーチ・ビジネス書200万冊以上が読み放題
※ 当セクションのリンクはAmazonアソシエイト・プログラムによる広告を含みます(紹介料を獲得することがあります)。お買い物される方の負担はありません。