Gemini Notebook(旧NotebookLM)と ChatGPT の違い|回答の根拠・料金・データの扱いを公式情報で比較

公式情報 2026-10-04 確認 公開:2026-04-24 更新:2026-10-04 著者:Kappy

NotebookLM は現在「Gemini Notebook」という名称です。操作の考え方は同じなので、以下は新しい名称で書いています(改名で変わった点)。

Gemini Notebook と ChatGPT は、どちらもチャットで質問できる AI ですが、答えの根拠の取り方が違います。Gemini Notebook は自分が追加した資料(ソース)をもとに答え、ChatGPT は幅広い知識をもとに答えます。この記事では、回答の根拠・料金・入力したデータの扱いの3点を、Google と OpenAI の公式情報だけで比べます。

違い1:回答の根拠

Gemini Notebook

公式ヘルプは Chat responses in Gemini Notebook only use data from your sources.(チャットの応答はソースのデータだけを使う)とし、回答にはソースの文を引用として付けます。引用を選ぶと、ソースの該当箇所が開きます。資料にないことを聞くと Gemini Notebook can’t answer this question と返ることがある、とも書かれています。

なお、チャットにはウェブ検索やコードの実行を行う試験的な機能も加わっています(公式ヘルプ:These new functions are experimental and in early development.)。

出典:Use chat in Gemini Notebook - Gemini Notebook Help(2026-10-04 確認)

ChatGPT は、特定の資料に限らず質問に答える汎用の AI です。ファイルをアップロードして、その内容について質問することもできます(料金ページでは、アップロードできる量がプランによって違うと示されています)。

どちらも誤ることはあります。Gemini Notebook の公式ヘルプも Gemini Notebook can be inaccurate; please double check its responses. と注記しています。違いは、Gemini Notebook では回答の根拠が手元の資料のどこにあるかを引用ですぐ確かめられる点です。

違い2:料金(日本の月額)

区分Gemini Notebook(Google AI プラン)ChatGPT
無料Standard ¥0Free ¥0
最も安い有料プランGoogle AI Plus ¥725Go ¥1,400(広告が表示される場合あり)
中位Google AI Pro ¥2,900Plus ¥3,000
上位Google AI Ultra ¥14,500 からPro ¥16,800 から(利用量で3段階)

Gemini Notebook 側は Google One の日本向けページ、ChatGPT 側は ChatGPT の料金ページを日本から表示した円の価格です(いずれも2026年10月4日に確認)。Google AI プランは Gemini Notebook 専用ではなく、Gemini アプリや保存容量などと組み合わせたプランです。ChatGPT には別に、法人向けの Business・Enterprise があります。料金は変わることがあるので、契約前に公式ページで確かめてください。

Gemini Notebook の無料の Standard は、ノートブック100・1つのノートブックにソース50までです。有料プランで何が増えるかは料金のガイドにまとめています。

違い3:入力したデータの扱い

項目Gemini NotebookChatGPT(個人向け)
学習への利用Your data is protected, and is not used to train Gemini Notebook unless you provide feedback.(フィードバックを送らない限り使われない)When you use our services for individuals, such as ChatGPT and Codex, we may use your content to train our models.(学習に使われることがある)
学習に使わせない方法フィードバック(高評価・低評価)を送らない設定の「Data controls」で「Improve the model for everyone」をオフにする。または Privacy Portal で「Do not train on my content」を選ぶ。一時チャット(Temporary chat)は学習に使われない(保存すると通常のチャットになり、設定に従う)
フィードバックを送ったとき内容が人によって確認されることがあり、アカウントと切り離して最大3年保管オプトアウトしていても、その会話全体が学習に使われることがある
仕事用のアカウントGoogle Workspace・Workspace for Education では、人による確認は行われないBusiness・Enterprise・Edu と API は、既定で学習に使われない

なお、同じノートブックを Gemini アプリや検索の AI モードから開いて行ったチャットは、それぞれのサービスの扱いになります(公式ヘルプ:AI モードのチャットは may be used for ads monetization, personalization, and to improve Google generative AI models.)。

個人向けの ChatGPT は、設定を変えない限り会話が学習に使われることがあります。社外秘の資料を入れる前に、使うアカウントの種類と設定を確かめてください。

用途別の使い分け

やりたいこと向いているほう理由
手元の論文・資料・動画の内容を、根拠を確かめながら読むGemini Notebook回答がソースにもとづき、引用で該当箇所に戻れる
資料から音声要約・動画解説・フラッシュカードを作るGemini NotebookStudio パネルにこれらを作る機能がある
YouTube 動画の内容をまとめて読むGemini Notebook公開されていて字幕のある動画の URL をソースにできる
ウェブを調べて、要点をまとめるどちらもGemini Notebook は Deep Research で集めた資料をソースに入れて読める。ChatGPT は料金ページに Search・Deep research がある
資料のない一般的な質問・文章の下書き・アイデア出しChatGPT特定の資料に限らずに答える

2つを組み合わせる例として、Gemini Notebook で資料を読み込んで要点と引用を確かめ、その要点をもとに ChatGPT で文章の形に整える、という分担もできます(使い分けは筆者の例です)。

YouTube の動画を資料として読むとき

ClipNote は YouTube チャンネルの動画 URL を新しい順に最大500本取得し、キーワード・公開日・長さ・字幕フラグで絞り込んで、選んだ URL をコピーできます。コピーした URL を Gemini Notebook に追加すれば、動画の内容を引用つきで読めます。

ツールを使う →

よくある質問

Q. どちらが正確ですか?

どちらも誤ることがあり、Gemini Notebook の公式ヘルプにもそう注記されています。Gemini Notebook は回答がソースにもとづき、引用で根拠の箇所を確かめられるので、手元の資料についての質問では確かめやすいと言えます。資料のない一般的な質問には ChatGPT が向いています。

Q. 入力したデータは学習に使われますか?

Gemini Notebook は、フィードバックを送らない限り学習に使われないと公式ヘルプに書かれています。個人向けの ChatGPT は学習に使われることがあり、設定の Data controls で Improve the model for everyone をオフにすると、それ以降の会話は使われません。

Q. 両方使うと月いくらかかりますか?

どちらも無料プランから始められます。有料にする場合の日本の月額は、Gemini Notebook 側が Google AI Plus の¥725から、ChatGPT 側が Go の¥1,400から(いずれも2026年10月4日に公式ページで確認)です。

公式ソース一覧

📚 AIツール活用・ChatGPT解説書(PR)

Gemini Notebook と ChatGPT を使い分けるうえで、生成AIの仕組みを知る参考に。

※ 当セクションのリンクはAmazonアソシエイト・プログラムによる広告を含みます(紹介料を獲得することがあります)。お買い物される方の負担はありません。

免責事項:本記事は2026年10月4日に確認した Google と OpenAI の公式ヘルプ・公式ページに基づいています。機能・料金・データの扱いは予告なく変わることがあります。最新の内容は上の公式ソースでご確認ください。本記事の情報による損害について運営(Kappy)は責任を負いません。